ハナバチ筒宿塾 講座をしてきました!-2025.1.16-

ハナバチ筒宿づくり

今年度初めてのハナバチ筒宿づくり講座を野津田公園で行いました。まずは、国内に生息するさまざまなハチの紹介から始まり、ハチという生き物の習性から人間生活との結びつきをパワーポイントを交えて参加者の方々へ丁寧にご説明しました。

ハチとの付き合い方

日本のマスメディアの間違った、過剰演出で下記の考えが日本人に浸透しています。

ハチ=怖い生き物

まずこの講座の目的は、この認識を正すことが目的としています。
確かに条件が合えば、ハチは人間を攻撃します。いきなり刺す個体もいれば、警戒の意味で執拗に逃げる人間を追いかける種もいます。今回紹介したハナバチは後者の個体です。まず、生活する中で人間を攻撃する個体ではありません。そして、このハナバチが人間の営みに対して、大切な益虫であることを理解してもらうように丁寧に説明してから、ハナバチの筒宿づくりを開始いたしました。

ハナバチ筒宿づくり開始!

約30分ほどのレクチャーの後、さっそく用意した材料で筒箱づくりを開始。今回用意したものは下記の通りです。
材料は、ほとんど100均で取り揃えました。ヤマト糊は、小鳥たちが筒を取り出すのを防ぐために用いましたが、ギュウギュウに詰め込めば無くても大丈夫です。竹類は資源再利用として大いに活用できます。今回は「プラスチック」「木材」「紙」などの様々な材料を用いいました。今年、どの素材をハナバチたちが選ぶのか楽しみです。ちなみに「おがら」は、お盆時期にしか通常お店で市販されておりませんので、その時期に簡易に手に入れることができます。

  • 土台箱(加工品/100均)
  • 竹筒(篠竹・メダケ/資源再利用)
  • ヤマトのり(底固定)
  • 紙ストロー(100均)
  • プラストロー(100均)
  • 発泡スチロール(100均)
  • 木材(丸・四角)
  • おがら
  • ハサミ

ハナバチ筒宿完成

1時間ほどで皆さん2つの筒箱を完成いたしました。各自センスが光る筒箱ですね。後はこの筒箱をご自宅に設置するだけ。今年、どんなハナバチが入居するか楽しみに皆さん楽しいお時間を過ごして頂きました!

ハナバチ筒宿を設置する

設置する時期は、3月〜10月。作成したハナバチ筒宿設置は、下記のように行ってください。

  • 雨に濡れない場所
  • 正面の方角を「東」「南」向きにする
  • 揺れなどないように固定する
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