冬季の巣内と給餌様子-2025.1.12-

この時期の厳しさ

毎年、年越し後の不安はミツバチたちの巣内状況です。11月〜12月までに中・強勢群ならば、越冬後の数低下への不安要素はだいぶ減りますが、小群の場合は、まず越冬後に給餌をしなければ、春を迎えることはほぼ不可と考えなくてはなりません。特に関東圏では深刻な状況です。

私が飼育する一つの群は、今年小群での越冬をせざる得ず、ご覧のとおり、壊滅寸前の状態です。広い面積の巣脾(すひ)の一ヶ所に固まっている状態です。寒さから女王を守ること、自身を守ることで何とかこの厳寒期を乗り切っているのです。
私ができることは、まずは給餌をして、活動するエネルギーを与えるだけ。。。それだけです。

祈るのみ

給餌装置を設置した後、少し陽も差して暖かくなると巣箱から数匹が巣箱の異変に出てきました。そして、給餌を見つけるとすぐに、多くの働き蜂たちが群がりました。
あと数週間がんばって!

巣脾(すひ)とは?

ミツバチがミツロウで作り、幼虫やさなぎ、花粉、ハチミツを貯蔵する巣房の集まりのことです。

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